書誌事項

社会と場所の経験

サトウタツヤ, 南博文編

(質的心理学講座, 3)

東京大学出版会, 2008.6

タイトル別名

Quality of experience in social context, time, place, and society

タイトル読み

シャカイ ト バショ ノ ケイケン

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注記

英文タイトルは標題紙裏による

引用・参照文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

生きられる「いま」と「ここ」へ、心理学はふたたび向き合う。—場所の記憶、語りのポリティクスをみつめ、みずから場に住まい、実践する心理学を構想する。

目次

  • 社会と場所の経験
  • 1 場の生成と紡ぎあう私の発成(山を舁いてみた博多—走る身体と勢いの場の現象学;ならいとずらしの連環—那覇・新天地市場の形成と展開;阪神・淡路大震災を記憶した「場所」)
  • 2 ポリティクス—力のせめぎ合いの現場へ(供述における語りとその外部—体験の共同化と「事実」を巡って;日常的な差別や排除を読み解くということ;地域活性化のアクションリサーチ)
  • 3 現場と社会—抽象と捨象の間(場所を現象学すること—生きるという方法;高齢者施設計画研究における“質”へのアプローチ—数値で示せること、示せないこと;「社会と場所の経験」に向き合うためのサンプリング論再考—あるいはメソジェネシスレベルの発生を描くということ)

「BOOKデータベース」 より

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