書誌事項

反米主義

近藤健著

(講談社現代新書, 1956)

講談社, 2008.8

タイトル読み

ハンベイ シュギ

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注記

文献: p250-254

内容説明・目次

内容説明

反米主義という現象から、まともなアメリカ批判、対米経験からくる、また出来事への反応としての反米感情などを削ぎ落としてみると、反米主義の内実は、資本主義システムのなかで大量消費文化の性質である浪費と破壊と格差をいかに抑制するかという望ましい資本主義をめぐる自分探しである、といえるのではないか。政治・経済・文化のアメリカ化に世界が抵抗している。

目次

  • 第1章 反米主義をつかまえる(素朴な疑問;ブッシュの罪;反米主義現象のとらえ方 ほか)
  • 第2章 アメリカニゼーションの恐怖(無意識のアメリカ化;文化は商品か;ハリウッドはアメリカ化の先兵か ほか)
  • 第3章 屈折した心理—日本の場合(人種(主義)という通奏低音;排日移民法と原爆投下;「アジア主義」の気分 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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