ヨーロッパ的普遍主義 : 近代世界システムにおける構造的暴力と権力の修辞学
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ヨーロッパ的普遍主義 : 近代世界システムにおける構造的暴力と権力の修辞学
明石書店, 2008.8
- タイトル別名
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European universalism : the rhetoric of power
ヨーロッパ的普遍主義 : 近代世界システムにおける構造的暴力と権力の修辞学
- タイトル読み
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ヨーロッパテキ フヘン シュギ : キンダイ セカイ システム ニオケル コウゾウテキ ボウリョク ト ケンリョク ノ シュウジガク
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注記
原著「European universalism : the rhetoric of power」 (New Press , c2006) の全訳
文献一覧: p164-167
内容説明・目次
内容説明
人権や民主主義、市場の優越性や競争の自明性、科学的実証性など、現代社会において自明と思われている概念は、不平等の構造を拡大・深化させるレトリック、「普遍主義」という暴力に支えられているのではないか。—16世紀から21世紀の現在までを貫く暴力を、世界システム論に基づいて具体的に検証し、その臨界性を指ししめすウォーラーステインの新たな展開。
目次
- はじめに 今日における普遍主義の政治学
- 第1章 干渉の権利はだれのものか—野蛮に対する普遍的価値
- 第2章 ひとは非東洋学者になりうるか—本質主義的個別主義
- 第3章 真理はいかにして知られるか—科学的普遍主義
- 第4章 観念のパワー、パワーの観念—与えることと受け取ること?
「BOOKデータベース」 より