ヨーロッパ的普遍主義 : 近代世界システムにおける構造的暴力と権力の修辞学

書誌事項

ヨーロッパ的普遍主義 : 近代世界システムにおける構造的暴力と権力の修辞学

イマニュエル・ウォーラーステイン著 ; 山下範久訳

明石書店, 2008.8

タイトル別名

European universalism : the rhetoric of power

ヨーロッパ的普遍主義 : 近代世界システムにおける構造的暴力と権力の修辞学

タイトル読み

ヨーロッパテキ フヘン シュギ : キンダイ セカイ システム ニオケル コウゾウテキ ボウリョク ト ケンリョク ノ シュウジガク

大学図書館所蔵 件 / 205

この図書・雑誌をさがす

注記

原著「European universalism : the rhetoric of power」 (New Press , c2006) の全訳

文献一覧: p164-167

内容説明・目次

内容説明

人権や民主主義、市場の優越性や競争の自明性、科学的実証性など、現代社会において自明と思われている概念は、不平等の構造を拡大・深化させるレトリック、「普遍主義」という暴力に支えられているのではないか。—16世紀から21世紀の現在までを貫く暴力を、世界システム論に基づいて具体的に検証し、その臨界性を指ししめすウォーラーステインの新たな展開。

目次

  • はじめに 今日における普遍主義の政治学
  • 第1章 干渉の権利はだれのものか—野蛮に対する普遍的価値
  • 第2章 ひとは非東洋学者になりうるか—本質主義的個別主義
  • 第3章 真理はいかにして知られるか—科学的普遍主義
  • 第4章 観念のパワー、パワーの観念—与えることと受け取ること?

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA86854342
  • ISBN
    • 9784750328256
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    189p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ