ヘブンズ・コマンド : 大英帝国の興隆

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ヘブンズ・コマンド : 大英帝国の興隆

ジャン・モリス著 ; 椋田直子訳

講談社, 2008.9

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タイトル別名

Heaven's command

ヘブンズコマンド : 大英帝国の興隆

タイトル読み

ヘブンズ・コマンド : ダイエイテイコク ノ コウリュウ

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注記

歴史三部作「パックス・ブリタニカ・トリロジー(Pax Britannica trilogy) 」の第一部の翻訳

内容説明・目次

巻冊次

上巻 ISBN 9784062138901

内容説明

奴隷解放の福音主義を掲げて、版図を拡大する大英帝国。インド、南アフリカ、カナダ、オーストラリアなど帝国各地の戦乱と開拓の秘史を発掘し、ヴィクトリア女王即位から在位60周年を祝う1897年までの苦難と繁栄を描く。英国最高の歴史紀行作家、ジャン・モリスの傑作。

目次

  • 第1部 帝国の心情一八三七〜一八五〇年(素敵な思いつき—ヴィクトリアの戴冠、勝ちにのる英国、潜在的帝国意識;高潔にして神聖なる務め—奴隷制と改善本能;豊かな暮らし—ボーア人と介入本能;彼らの地に根を—サグと改革本能 ほか)
  • 第2部 深まる確信一八五〇〜一八七〇年(変化の溝軌道—技術革新と大英帝国;民族の叙事詩—インド大反乱;牧羊神とグラッドストン氏—アドリア海間奏曲;大英帝国流—ゴシック様式好み)
巻冊次

下巻 ISBN 9784062138918

内容説明

スエズ運河株を電撃的に買収し、世界の制海権を掌握した英国。富の力を誇示した大英断だけでなく、ナイル川の源流探検やアフリカ先住民との戦いは、数々の国民的神話を生んだ。その「生ける伝説」たちの真実と、帝国拡大の陰で姿を消していった敗者の物語も発掘する。

目次

  • 第2部 深まる確信一八五〇〜一八七〇年(ナイルによって輝かしく—スピークの探検と死;エア総督の物語—「絞首刑執行人」とジャマイカ反乱;「モーセの五書ちゅうのはおかしくないかね」—宗教と大英帝国;カナダ混血人の屈辱—異民族文化の征服 ほか)
  • 第3部 帝国の執念一八七〇〜一八九七年(確固たる目的—帝国のイデオロギー;アシャンティ—ブラック・アフリカへ;剣によって—陸軍、海軍と英国人の好戦性;ザンベジ川の南—論理の破綻と戦闘の情景 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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