現代日本の議会政と憲法

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現代日本の議会政と憲法

高見勝利著

岩波書店, 2008.10

タイトル読み

ゲンダイ ニホン ノ ギカイセイ ト ケンポウ

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内容説明・目次

内容説明

日本の議会政が混迷に陥っている現在、日本国憲法の定めるデモクラシーのあり方が、あらためて根底から問われている。それは「ねじれ」が無くなっても解消しない原理的な問題である。五五年体制崩壊後の議会政について、憲法の視点から分析を重ねてきた著者の論考を初めて集成する。

目次

  • 1 多数派型デモクラシーと合意型デモクラシー(デモクラシーの諸形態;岐路に立つデモクラシー;「国民内閣制」論の諸前提;もうひとつの「ねじれ」—憲法の規範構造とその運用形態)
  • 2 参議院改革を考えるために(並立制併存の意味と無意味;国会改革の前提と課題;参議院のあり方;両院制の諸相)
  • 3 政権の政治手法と憲法問題(政治の「大統領化」と小泉政権;小泉解散の「非立憲」性;安倍政権から福田政権へ)
  • 4 より良き立法を求めて(あるべき立法者像と立法のあり方;立法の「合理性」もしくは‘Legisprudence’の可能性について;立法の公共性と政治倫理;「より良き立法」に向けた法案審査の課題)

「BOOKデータベース」 より

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