日本の国宝、最初はこんな色だった

書誌事項

日本の国宝、最初はこんな色だった

小林泰三著

(光文社新書, 375)

光文社, 2008.10

タイトル別名

日本の国宝最初はこんな色だった

タイトル読み

ニホン ノ コクホウ、 サイショ ワ コンナ イロ ダッタ

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内容説明・目次

内容説明

実はカラフルだった大仏殿、ロウソクの下で蠢く地獄絵図…。学術的な根拠にもとづきながら、作品誕生当初の色彩に復元すると、作者の気持ちや時代の空気が見えてくる。さらに、デジタル技術で実物大のレプリカ作品を作り、ガラス越しでなく身近に作品と接してみよう。私たちは、往時の人びとの目線—屏風やふすま絵など、日常生活に美術を取り入れてきた伝統—を体感することができる。本書は「地獄草紙」「平治物語絵巻」、そして狩野永徳「桧図屏風」などの国宝作品を題材に、私たちの美術観・時代認識に修正を迫る意欲作である。

目次

  • デジタル復元の基本
  • 第1章 大仏殿は最新モード—東大寺大仏殿
  • 第2章 鮮やかな闇—地獄草紙
  • 第3章 無常観にズーム・イン—平治物語絵巻
  • 第4章 飛び出す襖絵—桧図屏風
  • 第5章 醍醐の花見にお邪魔します—花下遊楽図屏風

「BOOKデータベース」 より

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