「愛」と「性」の文化史
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書誌事項
「愛」と「性」の文化史
(角川選書, 431)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2008.11
- タイトル別名
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愛と性の文化史
- タイトル読み
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アイ ト セイ ノ ブンカシ
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注記
主要参考文献一覧: p256-265
内容説明・目次
内容説明
私たちが現在使っている「愛」や「性」という言葉の概念は昔から同じような意味で使われていたものではない。現代の日本人が「愛」や「性」に抱くイメージは、どのような軌跡をたどり形成されてきたのだろうか?その変容を文学や絵画などに描かれたさまざまな表現に焦点をあてて考察。時代や男女の違いによって異なる多様な恋愛観、結婚観、性愛観の文化史的意味を探る。
目次
- 第1部 色と人情の江戸—「性欲」以前(春画のスピリチュアリティ—「現世離脱欲」の表現;人情本と「性欲」の発見—為永春水と森鴎外;「美人」の時代—「好色」における女と男)
- 第2部 「貞操」と「夫婦愛」の近代—オンリーユー・フォーエヴァーの倫理(与謝野晶子の「貞操」と「処女」論;“夫婦愛小説家”としての谷崎潤一郎—「色情」から「恋愛」へ;御伽草子の夫婦の「情」)
- 第3部 「愛」の諸相と現代(心中の変容—『古事記』から『失楽園』まで;戦後民主主義社会と「貞操」の崩壊;高齢化社会における恋愛の将来)
「BOOKデータベース」 より