書誌事項

ユダヤ教・キリスト教・イスラームは共存できるか : 一神教世界の現在

森孝一編

(明石ライブラリー, 124)

明石書店, 2008.12

タイトル別名

ユダヤ教キリスト教イスラームは共存できるか : 一神教世界の現在

ユダヤ教・キリスト教・イスラームは共存できるか

ユダヤ教・キリスト教・イスラームは共存できるか

タイトル読み

ユダヤキョウ・キリストキョウ・イスラーム ワ キョウゾン デキルカ : イッシンキョウ セカイ ノ ゲンザイ

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注記

企画: 同志社大学一神教学際研究センター

文献あり

内容説明・目次

内容説明

第1部では、トルコ、EUの他に、インドネシア、フランス、アメリカ、南アフリカにおける一神教において、「何が共存を妨げているのか」についての事例が紹介されている。第2部と第3部は、ユダヤ教、キリスト教、イスラームにそれぞれ深くコミットしている研究者による、各一神教において「共存を妨げているもの」についての分析と、それを踏まえての「共存に向けての考察」。

目次

  • 1 世界で何が起こっているか(ムスリム社会における世俗主義の不寛容—トルコのスカーフ問題から考える;ヨーロッパの統合とイスラーム—境界領域としてのトルコが直面する諸課題;イスラームと西欧近代科学とは共存可能か—進化論を中心として;「テロリスト」の来歴—インドネシアにおける武装闘争派の思想と行動;フランス共和国を棄てるユダヤ人たち—フランス発、新しい「アリヤー」の動向;アメリカの原理主義における聖書理解—「聖書の無謬性」という主張;アパルトヘイト廃止後の南アフリカと宗教的原理主義—多元主義的国家における真正性の欲求)
  • 2 各宗教に見る共存の可能性(イスラームの理性主義と他者との共存—思想史の課題を考える;イスラームにおける共存を妨げるもの—カリフ制、「イスラームの家」の再興による共存の実現を目指して;ハンチントンの『文明の衝突』を読む—ユダヤ学と文明論の間で考える「共存」を妨げるもの;生命、生態学、神学—神・人・宇宙的タオのエキュメニズムに向けて)
  • 3 他宗教との共存に向けて(二十一世紀のイスラームとキリスト教—対立か共存か;「キリスト教世界」において何が共存を妨げてきたのか—「宗教の神学」の現状と課題;現代世界における文化的共生と宗教の役割—イスラームの視点から)

「BOOKデータベース」 より

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