アメリカ雑誌に映る「日本人」 : オリエンタリズムへのメディア論的接近

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アメリカ雑誌に映る「日本人」 : オリエンタリズムへのメディア論的接近

小暮修三著

青弓社, 2008.12

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アメリカ雑誌に映る日本人 : オリエンタリズムへのメディア論的接近

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アメリカ人は〈日本人〉をどうイメージしてきたのか。アメリカ最大の自然科学雑誌で日本でも10万人の読者をもつ「ナショナル・ジオグラフィック」や「タイム」「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」などが描き続けてきた日本人像を丹念にたどり、サムライ、ゲイシャから企業戦士、テクノロジー、ジャパニメーション、オタク文化という変遷にオリエンタリズム=差別的なまなざしの軌跡を読むメディア論。

Table of Contents

  • 第1章 他者/自己への眼差し—「ナショナル・ジオグラフィック」を「読む」ための概念地図(リプレゼンテーション;オリエンタリズム ほか)
  • 第2章 ゲイシャ・ガール—古典的オリエンタリズム1(ファンタジー—『蝶々夫人』あるいは「花のもてなし」;アイロニー—幻想としての伝統的日本人女性(ゲイシャ・ガール) ほか)
  • 第3章 サムライ—古典的オリエンタリズム2(封建遺制のハラキリから戦争の狂気へ—太平洋戦争敗戦まで;「張り子の虎」から精彩を失った伝統へ—一九五〇‐七〇年代 ほか)
  • 第4章 テクノロジー—テクノ・オリエンタリズム(テクノロジーと結び付けられた「日本人」;西洋文明の模倣者(サムライ)—十九世紀末以降 ほか)
  • 第5章 オリエンタリズム批判再考—反オリエンタリズム教条主義を超えて(オリエンタリズム批判再考—オリエンタリズムとセルフ・オリエンタリズムの相互補完関係;テクノロジーをめぐるセルフ・オリエンタリズムとナショナリズムの相関性 ほか)

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