「内なる光」と教育 : プラグマティズムの再構築

書誌事項

「内なる光」と教育 : プラグマティズムの再構築

齋藤直子著

(《思想*多島海》シリーズ, 14)

法政大学出版局, 2009.2

タイトル別名

The gleam of light : moral perfectionism and education in Dewey and Emerson

内なる光と教育 : プラグマティズムの再構築

タイトル読み

ウチナル ヒカリ ト キョウイク : プラグマティズム ノ サイコウチク

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注記

原著 (New York : Fordham University Press, 2005) の翻訳

文献一覧: 巻末p9-17

内容説明・目次

内容説明

デューイの民主主義と教育の思想の今日的意義を、エマソンの「道徳的完成主義」と対話させつつ探究し、民主主義と教育の危機に対して、エマソンの“内なる光”の思想をもって応える。1980年代以降のローティ、パトナム、カベルらの論争を踏まえ、公共世界を内側から照らし出す「生き方としての民主主義」の思想へ、変容・転換・再生をはらむ「教育としての哲学」へ、プラグマティズムの批判的再構築を試みる本書は、独創的な地平を切り拓き、欧米の哲学界・教育哲学界で高い評価を得た。

目次

  • 第1部 プラグマティズムの今日的評価—デューイの「終わりなき成長」をめぐって(「民主主義と教育」の光を求めて;「終わりなき成長」への挑戦—ヘーゲルとダーウィンの間のデューイ)
  • 第2部 エマソンの道徳的完成主義—プラグマティズム批判の再構築(デューイとエマソンをめぐる論争—ヘーゲルとダーウィンの彼方のデューイ;カベルによる「エマソンの道徳的完成主義」—デューイとエマソンの近親性;「子どもの声」の問題—デューイとエマソンの距離)
  • 第3部 「内なる光」の覚醒—プラグマティズムの再構築(「内なる光」にみるデューイの転換—成長の円弧を超えて;「内なる光」の喪失—プラグマティズムと悲劇的なものの超越;「内なる光」と完成主義の教育)

「BOOKデータベース」 より

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