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イエスの宗教

八木誠一著

岩波書店, 2009.3

タイトル読み

イエス ノ シュウキョウ

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内容説明・目次

内容説明

イエスが示した、「神がはたらく場」としての、この世界—その「はたらき」の内に生きる人と社会は、何を逸脱と認め、どこに希望を見出すべきなのであろうか。新約聖書から、リアルな宗教経験を伝える地層を発掘し、そこにはたらく力のダイナミックスを精密に言葉にする。自己と他者、そして共同世界の、ありうべき原像とは何か。その鏡に映すとき、今日の生活圏はどのようにゆがんだ姿をあらわすのだろうか。イエスが生きた「神の国」を、神のはたらきの場の存在とその作用として記述し、仏教の世界観とも交差させつつ、場所論的宗教理解の地平を拓く。批判を媒介として、新しい宗教世界の展望を探ろうとする思索の結晶。

目次

  • プロローグ はたらく神—その解明としての場所論
  • 第1部 神のはたらき(「神のはたらき」はどこにあるか;「神のはたらき」によって何が起こるか)
  • 第2部 イエスと現代(まず神の国を求めよ;配慮するとはどういうことか;配慮する自我と「人の子」イエス;あなたはどこにいるのか)
  • エピローグ 場所論の中心にあるもの

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89485490
  • ISBN
    • 9784000221689
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xvi, 250, 4p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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