メディアの発生 : 聖と俗をむすぶもの

書誌事項

メディアの発生 : 聖と俗をむすぶもの

加藤秀俊著

中央公論新社, 2009.5

タイトル別名

メディアの発生 : 聖と俗をむすぶもの

タイトル読み

メディア ノ ハッセイ : セイ ト ゾク オ ムスブモノ

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注記

しらべた本: 各章末

内容説明・目次

内容説明

「メディア」という言葉は、テレビや新聞のようなマスメディアだけを指すのではない。本来の意味に立ち戻って考えれば、歌舞伎、落語、演歌、また祝祭行事なども、神仏と人、人と人とを仲立ちする「メディア」として生まれたものなのである。古典をひもとき、歴史に思いを馳せ、国内各地を訪ねて伝統芸能にふれる…。日本人の教養や常識、精神世界を形作ってきたものの淵源をさぐる、文化・芸能史の試み。

目次

  • わたしのメディア論—まえがきにかえて
  • 「むすび」の構造—日本の精神世界
  • 宮中のど自慢—『梁塵秘抄』の知識社会学
  • 大地との対談—逢坂の関から
  • メディアとしての身体—おどり念仏から河内音頭まで
  • 神々の市場戦略—熊野を中心に
  • サロンとホステス—遊女の系譜
  • 『平家物語』と知的所有権—「語り」の組織社会学
  • 祝福のうた—「ほかひびと」の諸相
  • 「節」の研究—説経から演歌まで
  • 旅するこころ—遊行と道行
  • ノンフィクションの誕生—「読み物」と「語り物」
  • 劇場の時代—装置と演出

「BOOKデータベース」 より

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