『遠野物語』を読み解く
著者
書誌事項
『遠野物語』を読み解く
(平凡社新書, 460)
平凡社, 2009.5
- タイトル別名
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遠野物語を読み解く
- タイトル読み
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トオノ モノガタリ オ ヨミトク
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注記
遠野郷本書関係略図: p8-9
『遠野物語』関連年表: p242-245
参考文献: p246-252
内容説明・目次
内容説明
明治四一年一一月、遠野の伝承を集めていた青年佐々木喜善が若き民俗学者柳田国男のもとを訪れた。この出会いから生まれた名作『遠野物語』刊行から百年、山の女神、ザシキワラシ、河童、天狗、山男など、神や精霊、妖怪の生きる異界が人々の身近にあったことを伝える伝承は古典となって生き続けている。研究の第一人者が霊異譚の背景にあるものと、都市伝説としての『遠野物語』を解き明かす。
目次
- 小盆地宇宙の構造
- 『遠野物語』の発刊
- 神々の呪縛
- 精霊の楽園
- 霊魂の執着
- 動物との共生
- 現代伝説の誕生
- 日本のグリムの偉業
- 童話への回路
- 祝福と鎮魂のテクスト
- 人類史学への提言
「BOOKデータベース」 より