書誌事項

インドネシア九・三〇事件と民衆の記憶

ジョン・ローサ, アユ・ラティ, ヒルマル・ファリド編 ; 亀山恵理子訳

(アジア現代女性史 / 藤目ゆき監修, 5)

明石書店, 2009.6

タイトル別名

Tahun yang tak pernah berakhir : memahami pengalaman korban 65 : esai-esai sejarah lisan

インドネシア九・三〇事件と民衆の記憶

インドネシア九三〇事件と民衆の記憶

インドネシア九・三〇事件と民衆の記憶

インドネシア九・三〇事件と民衆の記憶

タイトル読み

インドネシア キュウ サンジュウ ジケン ト ミンシュウ ノ キオク

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注記

原著 (2004) の翻訳

六五年被害者の作品--回想録、自叙伝、伝記: p426-427

監修者: 藤目ゆき

収録内容

  • 日本語版のための序章 / ジョン・ローサ, アユ・ラティ著 ; 河合大輔訳
  • 九・三〇事件後の中ジャワにおける逮捕と殺害 / リント・トリ・ハスウォロ
  • 行き止まりだらけの道で待ち続ける : 被害者家族の話 / ヤヤン・ウィルディハルト
  • 女が政治囚になったとき / ジョセファ・スカルティニンシ
  • 「集い」と気丈さ : 狂気の最中でもちこたえる知恵 / アキノ・W・ハユンタ, ジョン・ローサ
  • ロームシャと開発 : スハルト体制における政治囚の強制労働 / ラジフ
  • 南ブリタルにおけるPKIの武力闘争とトリスラ作戦 / アンドレ・リム
  • グムラールのスケッチ / グムラール

内容説明・目次

内容説明

一九五四年のジュネーブ協定で約束されたベトナム統一選挙が実施されず、ベトナムに対する米国の介入が強まり、七五年のサイゴン解放にいたるまでの第二次インドシナ戦争(ベトナム戦争)の時期、この戦争は、ベトナム・ラオス・カンボジアのインドシナ三国はもとより、東北および東南アジア全域で民衆にとてつもない影響を及ぼした。米国の北爆が本格化する一九六五年、インドネシア「九・三〇事件」が発生する。これはインドネシア共産党のクーデター未遂事件であるとされ、共産党勢力は弾圧を受けて壊滅、それまで非同盟運動のホープであったスカルノ大統領は失脚し、スハルトが政権を掌握する契機となった。ジョン・ローサらの著作は、スハルト体制下で長く闇に隠されてきた九・三〇事件以後の民衆虐殺を、オーラル・ヒストリーの方法で蘇らせている。

目次

  • 1 エッセイ(九・三〇事件後の中ジャワにおける逮捕と殺害;行き止まりだらけの道で待ち続ける—被害者家族の話;女が政治囚になったとき;「集い」と気丈さ—狂気の最中でもちこたえる知恵;ロームシャと開発—スハルト体制における政治囚の強制労働;南ブリタルにおけるPKIの武力闘争とトリスラ作戦)
  • 2 スケッチ(グムラールのスケッチ)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA90497952
  • ISBN
    • 9784750330020
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ind
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    430p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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