書誌事項

技術の哲学

村田純一著

(岩波テキストブックス)

岩波書店, 2009.7

タイトル読み

ギジュツ ノ テツガク

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注記

引用・参考文献: p199-206

内容説明・目次

内容説明

本書は、これまで主題的に取り上げられることが少なかった「技術」について哲学の立場から考察。哲学史や科学史を振り返り、技術についての思想の変遷を辿るとともに、「自然」「科学」「社会」など、「技術」と対になる概念との関係を軸にして、具体的な事例を交えながら考察がすすめられる。技術に関係する多様な要因を探り出し、技術の実相に迫ると同時に、技術についての従来の考え方の底にある「哲学」そのものの再検討を行う。新しい「技術の哲学」を提示する教科書。

目次

  • なぜ、現在、技術は哲学の根本問題となるのだろうか?
  • 技術と人間—プロメテウス神話と哲学的人間学
  • 技術と価値—プラトンの「技術哲学」
  • 技術と自然(1)—古代(アリストテレス)
  • 技術と自然(2)—中世(キリスト教)
  • 技術と自然(3)—近代(F.ベーコン)
  • 技術と科学(1)—近代科学の成立
  • 技術と科学(2)—イデオロギーとしての技術と科学
  • 技術と科学(3)—知識論の「技術論的」転回
  • 技術と社会(1)—技術決定論と社会構成主義
  • 技術と社会(2)—技術の解釈学
  • 技術と社会(3)—技術の「創造性」と設計の管理
  • 技術と社会(4)—フェミニズムの観点から
  • 技術との新たな付きあい方を求めて
  • 二本における技術哲学

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA90671142
  • ISBN
    • 9784000289030
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 212p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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