イスラーム教「異端」と「正統」の思想史
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書誌事項
イスラーム教「異端」と「正統」の思想史
(講談社選書メチエ, 446)
講談社, 2009.8
- タイトル別名
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イスラーム教 : 異端と正統の思想史
イスラーム教異端と正統の思想史
- タイトル読み
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イスラームキョウ イタン ト セイトウ ノ シソウシ
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注記
主要参考文献: p253-257
内容説明・目次
内容説明
「最終預言者」ムハンマド亡き後、「信仰」の正しさは誰が決めるのか。あくまで信仰の純正性を追究する「極端派」、生活との「妥協」を計るその他の多数派。イスラーム教は両者の対立・抗争のダイナミズムから誕生した。イスラーム教形成のプロセスを根源から考察し、ムハンマドが創始した新たなる宗教がスンナ派、シーア派に分かれ、われわれの知る「イスラーム教」になるプロセスを読み直す、スリリングな思想史の登場。
目次
- 第1章 理想の信仰共同体と「分派」の出現
- 第2章 「異端」と「正統」
- 第3章 「宗教宗派」シーア派の成立
- 第4章 イマーム派と極端派
- 第5章 イスラーム教のメシア思想
- 第6章 裏切られた革命
- 第7章 十二イマーム派とイスマーイール派の台頭
- 第8章 シーア派とスンナ派の対峙
- 第9章 イスラーム教教義の限界に向かって
「BOOKデータベース」 より