読者はどこにいるのか : 書物の中の私たち
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書誌事項
読者はどこにいるのか : 書物の中の私たち
(河出ブックス, 001)
河出書房新社, 2009.10
- タイトル別名
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読者はどこにいるのか : 書物の中の私たち
- タイトル読み
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ドクシャ ワ ドコニ イルノカ : ショモツ ノ ナカ ノ ワタクシタチ
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内容説明・目次
内容説明
私たちは本を読むとき、さまざまなことを期待している。その期待は満たされたり、裏切られたり、覆されたりする。そのとき、私たちはどういう読者なのか、どういう感性を持っているのか、そして、どこにいるのか—近代読者の誕生から百年。作品論・作家論、テクスト論、構造主義、ニュー・アカデミズム、カルチュラル・スタディーズ…文学研究と現代思想のトレンドの変遷を跡づけ、「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営為の奥深き世界へと読者をいざなう。
目次
- 第1章 読者がいない読書
- 第2章 なぜ読者が問題となったのか
- 第3章 近代読者の誕生
- 第4章 リアリズム小説と読者
- 第5章 読者にできる仕事
- 第6章 語り手という代理人
- 第7章 性別のある読者
- 第8章 近代文学は終わらない
「BOOKデータベース」 より