検閲と文学 : 1920年代の攻防

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検閲と文学 : 1920年代の攻防

紅野謙介著

(河出ブックス, 004)

河出書房新社, 2009.10

タイトル別名

検閲と文学 : 1920年代の攻防

タイトル読み

ケンエツ ト ブンガク : 1920ネンダイ ノ コウボウ

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内容説明・目次

内容説明

関東大震災、治安維持法、普通選挙、拡張するマスメディアと出版界…大正から昭和へと時代が移り変わる激動のさなか、検閲の嵐が文学を直撃する。そして謎に満ちた一九二六、二七年の筆禍—。当時の総合雑誌ではもっとも頻繁に検閲処分を受けた『改造』を中心に、円本(文学全集)誕生の経緯も交えながら、文学者、編集者、出版社が織り成す苦闘のドラマを活写する。

目次

  • 第1章 検閲へのアプローチ
  • 第2章 出版法と新聞紙法
  • 第3章 山本實彦と雑誌『改造』創刊
  • 第4章 「内閲」という慣行
  • 第5章 二つの戯曲—藤森成吉「犠牲」と倉田百三「赤い霊魂」
  • 第6章 一九二六年七月のミステリー
  • 第7章 文藝家協会と発売禁止防止期成同盟
  • 第8章 抗議運動の亀裂と円本の登場
  • 第9章 中里介山「夢殿」と切取り削除

「BOOKデータベース」 より

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