中国における教育の市場化 : 学校民営化の実態

書誌事項

中国における教育の市場化 : 学校民営化の実態

篠原清昭著

ミネルヴァ書房, 2009.10

タイトル別名

中国における教育の市場化 : 学校民営化の実態

タイトル読み

チュウゴク ニ オケル キョウイク ノ シジョウカ : ガッコウ ミンエイカ ノ ジッタイ

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注記

主要な参考・引用文献: p225-226

内容説明・目次

内容説明

不動産開発企業による私立学校の設置、有名公立高校による私立学校の設置、学校設置株式会社の誕生、さらに公立学校の民間委託化。今、世界で最も教育の市場化が進行しているのはイギリスでもアメリカでもなく、隣国・中国である。本書は、「赤い資本主義国」と形容される中国の教育社会の現実を実証的に明らかにしたものである。教育における「自由」と「平等」の葛藤の本質を中国にさぐる。

目次

  • 序章 本研究の目的・視点と考察枠組み
  • 第1章 教育の市場化にみる社会主義的教育政策の転換
  • 第2章 教育の市場化にみる公教育費の構造変動
  • 第3章 教育の市場化にみる私教育費の構造変動
  • 第4章 教育の市場化にみる少数民族の教育自治の変容
  • 第5章 教育バウチャー制度の導入—浙江省長興県の事例を中心として
  • 第6章 企業による学校設置—「学校株式会社」の事例
  • 第7章 人民による学校設置—「打工子弟学校」の事例
  • 第8章 公立学校による学校設置—「校中校」の事例
  • 第9章 公立学校の民間委託化—「転制学校」の事例

「BOOKデータベース」 より

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