書誌事項

マルクス自身の手による資本論入門

ヨハン・モスト原著 ; カール・マルクス加筆・改訂 ; 大谷禎之介訳

大月書店, 2009.10

タイトル別名

Kapital und Arbeit : ein populärer Auszug aus "Das Kapital" von Karl Marx

資本論入門 : マルクス自身の手による

タイトル読み

マルクス ジシン ノ テ ニ ヨル シホンロン ニュウモン

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注記

原著第2版の翻訳

マルクスが改訂したモスト著『資本と労働』第2版の新訳,新版 (まえがきより)

4刷 (2010.7刊) のページ数: 209p

内容説明・目次

内容説明

生前、マルクス自身が改訂・加筆をおこなった唯一の『資本論』の入門・解説書。1873年、ドイツ社会民主労働者党の活動家モストは、獄中で『資本論』第一巻を抜粋しながら平易化した『資本と労働—カール・マルクス著『資本論』のわかるダイジェスト』をつくった。1875年、同党の指導者リープクネヒトは、マルクスにこの本の改訂を依頼。これをうけてマルクスは、労働者たちにも理解しやすいよう『資本論』引用部分の書きかえや、多くの書き下ろしを加え、大幅な改訂を行なった。こうして刊行された第二版が本書のもととなっており、マルクス自身が『資本論』の要点をより広い読者へ向けて説明した類例のない入門・解説書である。『資本論』引用部分もすべて新訳、わかりやすい解説を加えた「『資本論』入門」の決定版。

目次

  • 商品と貨幣
  • 資本と労働
  • 資本主義的生産の基礎
  • 労働日
  • 協業と分業
  • 大工業
  • 工場制度発展の諸結果
  • 労賃
  • 資本の再生産過程と蓄積過程
  • 資本主義的人口法則
  • 資本主義的過剰人口のさまざまの形態—大衆の窮乏
  • 現代の資本の起源

「BOOKデータベース」 より

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