江戸の本屋さん : 近世文化史の側面

書誌事項

江戸の本屋さん : 近世文化史の側面

今田洋三著

(平凡社ライブラリー, 685)

平凡社, 2009.11

タイトル別名

江戸の本屋さん

タイトル読み

エド ノ ホンヤサン : キンセイ ブンカシ ノ ソクメン

大学図書館所蔵 件 / 140

この図書・雑誌をさがす

注記

日本放送出版協会 1977年刊の再刊

参考・引用文献: p254-255

内容説明・目次

内容説明

江戸時代のはじめ京都で、出版業は始まった。次いで大坂で、やがて江戸でも、本の商売が興隆する。読者層が拡がる。書目が変わる。統制の制度がつくられ、須原屋とか蔦屋とか、本屋たちの新しい経営戦略が展開される—出版を軸にして近世という時代とその文化を見直すとき、既存の歴史観の殻がやぶける。新しい近世研究を促した名著、待望の再刊。

目次

  • 1 京都町衆と出版(京都書林の十哲;活字版から整版へ;町衆と出版文化)
  • 2 元禄文化と出版(ベストセラーとしての西鶴本;元禄の読者;元禄出版界の発展と限界;出版統制のはじまり)
  • 3 田沼時代の出版革新(上方に対抗する江戸出版界;世界に目をむけた須原屋市兵衛;近代出版の先駆者・蔦屋重三郎;寛政改革の中の蔦重)
  • 4 化政文化と出版(続発する筆禍事件と禁書;化政期出版業の明暗;貸本屋の活動)
  • 5 幕末の出版(須原屋茂兵衛を追って;須原屋茂兵衛の盛運;近代コミュニケーション形成の前提

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB00171004
  • ISBN
    • 9784582766851
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    268p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ