北朝鮮帰国事業 : 「壮大な拉致」か「追放」か

書誌事項

北朝鮮帰国事業 : 「壮大な拉致」か「追放」か

菊池嘉晃著

(中公新書, 2029)

中央公論新社, 2009.11

タイトル別名

北朝鮮帰国事業 : 壮大な拉致か追放か

タイトル読み

キタチョウセン キコク ジギョウ : 「ソウダイ ナ ラチ」 カ 「ツイホウ」 カ

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注記

参考文献: p245-254

北朝鮮帰国事業関連年表: p256-258

内容説明・目次

内容説明

一九五九年から四半世紀にわたって行われた北朝鮮帰国事業。「地上の楽園」と宣伝された彼の地に在日コリアン、日本人妻など約一〇万人が渡った。だが帰国後、彼らは劣悪な生活環境・監視・差別に苦しむ。本書は、近年公開された史料や証言を基に、南北統一への“活用”を意図した北朝鮮の思惑と、過激な政治分子と貧困層排除を目論んだという「日本策略論」を検証し、どのように事業は行われ、「悲劇」が生まれたかを追う。

目次

  • 序章 問い直される帰国事業
  • 第1章 「在日社会」の激動—戦前〜朝鮮戦争
  • 第2章 朝鮮戦争と帰国運動の始まり
  • 第3章 帰国実現の模索
  • 第4章 帰国事業をめぐる攻防
  • 第5章 北朝鮮はなぜ「帰国」を推進したか
  • 第6章 なぜ「未知の祖国」へ渡ったか
  • 第7章 なぜ「帰国」は四半世紀も続いたか
  • 第8章 「虚構の楽園」での悲劇
  • 終章 現在進行形の問題

「BOOKデータベース」 より

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