「かなしみ」の哲学 : 日本精神史の源をさぐる

Bibliographic Information

「かなしみ」の哲学 : 日本精神史の源をさぐる

竹内整一著

(NHKブックス, 1147)

日本放送出版協会, 2009.12

Other Title

かなしみの哲学 : 日本精神史の源をさぐる

Title Transcription

「カナシミ」 ノ テツガク : ニホン セイシンシ ノ ミナモト オ サグル

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Note

引用・参考文献: p229-233

Description and Table of Contents

Description

わたしたちは古代から今にいたるまで、「かなしみ」を主題にした歌や物語に慣れ親しんできた。本来厭うべきであるはずのこの感情を積極的に享受し表現してきた日本人の態度から、どのような世界観を引き出すことができるのか。かなしむ「われ」(自分)の中に、日本的美意識や倫理感覚が生まれる瞬間を見定め、かぎりある人間とかぎりのない世界との関係の本質に迫る、日本思想研究の精髄を注ぎ込んだ力作。

Table of Contents

  • 第1章 「かなしみ」という問いの原点
  • 第2章 「かなしみ」の力
  • 第3章 「かなし」という言葉の歴史
  • 第4章 他者に向かう「かなしみ」
  • 第5章 神・仏と「かなしみ」
  • 第6章 「われ」という「かなしみ」
  • 第7章 別れの「かなしみ」
  • 第8章 「かなしみ」の表現
  • 第9章 有限性/無限性の感情としての「かなしみ」

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Details

  • NCID
    BB00551774
  • ISBN
    • 9784140911471
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    237p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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