オランダ風説書 : 「鎖国」日本に語られた「世界」
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書誌事項
オランダ風説書 : 「鎖国」日本に語られた「世界」
(中公新書, 2047)
中央公論新社, 2010.3
- タイトル別名
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オランダ風説書
オランダ風説書 : 鎖国日本に語られた世界
- タイトル読み
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オランダ フウセツガキ : サコク ニホン ニ カタラレタ セカイ
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注記
主な参考文献・史料一覧: p206-216
内容説明・目次
内容説明
日本人の海外渡航を禁じた江戸幕府にとって、オランダ風説書は最新の世界情勢を知るほぼ唯一の情報源だった。幕府はキリスト教禁令徹底のため、後には迫り来る「西洋近代」に立ち向かうために情報を求め、オランダ人は貿易上の競争相手を蹴落すためにそれに応えた。激動の世界の中で、双方の思惑が交錯し、商館長と通詞が苦闘する。長崎出島を舞台に、「鎖国」の200年間、毎年続けられた世界情報の提供の実態に迫る。
目次
- 第1章 「通常の」風説書
- 第2章 貿易許可条件としての風説書
- 第3章 風説書の慣例化
- 第4章 脅威はカトリックから「西洋近代」へ
- 第5章 別段風説書
- 第6章 風説書の終焉
「BOOKデータベース」 より