芭蕉 : 「かるみ」の境地へ

Bibliographic Information

芭蕉 : 「かるみ」の境地へ

田中善信著

(中公新書, 2048)

中央公論新社, 2010.3

Other Title

芭蕉 : かるみの境地へ

Title Transcription

バショウ : カルミ ノ キョウチ エ

Available at  / 275 libraries

Note

参考文献: p305-316

Description and Table of Contents

Description

古典文学の名作に数えられている『おくのほそ道』だが、芭蕉にとって紀行文を書くことは趣味であり、修練の一つであったにすぎない。芭蕉は、「俗」を対象とする俳諧を、和歌や連歌と同等の文学に高めることに苦心したが、生前それが叶うことはなかった。本書は俳諧師の名乗りをあげた『貝おほひ』以降の作品を丹念に読みながらその足跡を追い、「俳聖」としてではなく、江戸を生きた一人の人間としての実像を描く。

Table of Contents

  • 第1章 江戸へ出るまで
  • 第2章 江戸俳壇と芭蕉
  • 第3章 失意と転生
  • 第4章 旅の始まり
  • 第5章 『笈の小文』の旅
  • 第6章 『おくのほそ道』と『すみだはら』

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Details

  • NCID
    BB01548800
  • ISBN
    • 9784121020482
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    iv, 325p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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