正倉院文書の世界 : よみがえる天平の時代

書誌事項

正倉院文書の世界 : よみがえる天平の時代

丸山裕美子著

(中公新書, 2054)

中央公論新社, 2010.4

タイトル読み

ショウソウイン モンジョ ノ セカイ : ヨミガエル テンピョウ ノ ジダイ

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注記

参考文献一覧: p296-302

内容説明・目次

内容説明

日本史の研究では、平安時代より奈良時代のほうがよくわかると言う。正倉院文書があるからである。美しく飾られた天皇や皇后の肉筆、戸籍などの公文書もあれば、下級役人の昇進嘆願書や盗まれた物を捜すための休暇願、待遇改善を訴えるメモも残されている。華やかな東大寺大仏開眼の模様、クーデターの内実、さらには庶民の衣食住まで、バラエティ豊かな文書から天平の息吹きを感じてみよう。あわせて流出した文書の謎も解明。

目次

  • 序章 正倉院文書の世界
  • 第1章 聖武天皇と光明皇后
  • 第2章 大仏開眼
  • 第3章 国家と百姓
  • 第4章 中央官制と地方行政
  • 第5章 造寺・造仏と写経—国家プロジェクト
  • 第6章 国家プロジェクトを支えた人々
  • 第7章 天平の国際交流
  • 終章 正倉院文書研究をめぐる環境

「BOOKデータベース」 より

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