歴史と記憶の抗争 : 「戦後日本」の現在

著者

書誌事項

歴史と記憶の抗争 : 「戦後日本」の現在

ハリー・ハルトゥーニアン [著] ; カツヒコ・マリアノ・エンドウ編・監訳

みすず書房, 2010.4

タイトル別名

Struggle between history and memory : collected essays

歴史と記憶の抗争 : 戦後日本の現在

タイトル読み

レキシ ト キオク ノ コウソウ : 「センゴ ニホン」ノ ゲンザイ

大学図書館所蔵 件 / 175

この図書・雑誌をさがす

注記

初出および翻訳者一覧: 巻末px-xi

内容説明・目次

内容説明

日本語の「戦後」の意味は、過去65年間全く変らない。なぜ私たちは「戦後」がこれだけ続くことを疑問に思わないのか。日米関係を徹底して問い直す待望の論集。

目次

  • 序論 特殊体制、縺れ合い—あるいは米国による日本の形象化について
  • 1 あいまいなシルエット—イデオロギー、知、そして米国における日本学の形成
  • 2 戸坂潤の処刑とその他の物語—記憶、歴史、日本の「戦後」問題にかんする随想
  • 3 日本の長い戦後—持続する記憶、忘却される歴史
  • 4 記憶、喪、国民道徳—靖国神社と戦後日本における国家と宗教の再統合
  • 5 見える言説、見えないイデオロギー
  • 6 「一木一草に宿る天皇制」—指示するもののない象徴
  • 7 天皇ではなかったかもしれない天皇—ヒロヒトの独白録
  • 8 帰ってきたヒロヒト—ハーバード・ビックス『昭和天皇』を読む
  • ユニヴァーシティ、ファシズム、声—ハリー・ハルトゥーニアンと歴史—監訳者あとがきにかえて

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ