日本神判史 : 盟神探湯・湯起請・鉄火起請

書誌事項

日本神判史 : 盟神探湯・湯起請・鉄火起請

清水克行著

(中公新書, 2058)

中央公論新社, 2010.5

タイトル別名

日本神判史 : 盟神探湯・湯起請・鉄火起請

日本神判史 : 盟神探湯湯起請鉄火起請

タイトル読み

ニホン シンパンシ : クカタチ ユギショウ テツカ ギショウ

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注記

参考文献: p228-234

内容説明・目次

内容説明

神仏に罪の有無や正邪を問う裁判—神判は、前近代の世界各地で広く見られ、日本では中世、湯起請や鉄火起請が犯罪の犯人捜しに、村落間の境界争いにと多用された。熱湯の中に手を入れ、あるいは焼けた鉄片を握り、火傷の有無で判決が下される過酷な裁判を、なぜ人々は支持したのか。為政者、被疑者、共同体各々の思惑をはかれば、神の名を借りた合理的精神すら見え隠れする—豊富な事例から当時の人々の心性を読み解く。

目次

  • 第1章 参篭起請—鎌倉時代の神判
  • 第2章 湯起請—室町時代の神判
  • 第3章 ムラ社会のなかの湯起請
  • 第4章 当事者にとっての湯起請
  • 第5章 恐怖政治のなかの湯起請
  • 第6章 そこに神はいるのか?
  • 第7章 鉄火起請—戦国から江戸初期の神判
  • おわりに—世界文明のなかの中世日本

「BOOKデータベース」 より

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