抵抗と協力のはざま : 近代ビルマ史のなかのイギリスと日本

書誌事項

抵抗と協力のはざま : 近代ビルマ史のなかのイギリスと日本

根本敬著

(戦争の経験を問う)

岩波書店, 2010.6

タイトル読み

テイコウ ト キョウリョク ノ ハザマ : キンダイ ビルマシ ノ ナカ ノ イギリス ト ニホン

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注記

参考文献一覧: 巻末p18-30

索引: 巻末p1-7

関連年表: 巻末p8-13

内容説明・目次

内容説明

植民地期のビルマに生きた政治・行政エリートは、宗主国イギリス、占領者日本にどう向き合い、いかに独立を達成したのか。初代首相バモオ、国民的英雄アウンサン、その「暗殺者」ウー・ソオ、そしてコミュニストやエリート官僚たちの歩みをたどり、「抵抗」か「協力」かではとらえきれない、彼らのしたたかなナショナリズムから、近代ビルマ史を論じなおす。

目次

  • 序章 抵抗と協力のはざま
  • 第1章 強制された国家のなかで—植民地ビルマの特徴とナショナリズムの展開
  • 第2章 バモオ—知識人政治家の光と影
  • 第3章 アウンサン—国民的英雄への道
  • 第4章 ウー・ソオ—ナショナリストと暗殺者のはざま
  • 第5章 ビルマ人コミュニスト—反日と「苦渋の親英」のはざま
  • 第6章 ビルマ人高等文官—対英協力者とナショナリストのはざま
  • 終章 独立後の英国・日本との関係—軍の政治的台頭のなかで

「BOOKデータベース」 より

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