日本文化の深層
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日本文化の深層
(MINERVA歴史・文化ライブラリー, 14 . 「やまとごころ」とは何か||ヤマト ゴコロ トワ ナニ カ ; [正])
ミネルヴァ書房, 2010.8
- Other Title
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日本文化の深層 : やまとごころとは何か
- Title Transcription
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ニホン ブンカ ノ シンソウ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
299121.04||Ta84110034106
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Description and Table of Contents
Description
日本の「宗教」は宗教の体をなしていない—従来から指摘されてきたこうした見解は、それが西洋的な概念で捉えられないというだけにすぎない。日本には、祖先の御霊信仰を基礎に、天皇信仰、自然信仰など、様々な要素で形作られる総合的な宗教観、すなわち伝統的な「やまとごころ」が確固として存在する。いまなお日本人の根本にあるこの精神の原初を求めて、古き時代の日本を振り返る。
Table of Contents
- 日本人の「やまとごころ」
- 第1部 原初神道の形成(原初神道としての縄文文化—三内丸山遺跡は語る;日本の神話をどう理解するか—天照大神と須佐之男命;巨大な天皇陵の時代—神武天皇は実在した;「神道」としての古墳文化;聖徳太子の思想—神道と仏教の融合;聖徳太子と霊魂の発生—宝竜寺は語る)
- 第2部 古き時代の日本像(天武天皇と現人神神話の誕生—天皇=「現人神」ではない;古き時代日本の文化力・通商力—遣日使の方が多かった;唐文化は「中国」文化ではない—正倉院御物は語る;「海行かば」の思想—大伴家持に見る個人主義の容認)
- 日本人の「宗教」とは何か—「靖国問題」は「文明の衝突」である
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