書誌事項

大衆文化とメディア

吉見俊哉, 土屋礼子責任編集

(叢書現代のメディアとジャーナリズム / 津金澤聡廣, 武市英雄, 渡辺武達編集企画, 4)

ミネルヴァ書房, 2010.8

タイトル読み

タイシュウ ブンカ ト メディア

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注記

参考文献: 章末

索引: 巻末p1-9

収録内容

  • 円本の誕生と「普選国民」 / 永嶺重敏 [著]
  • 大正期の夕刊紙『東京毎夕新聞』にみる新聞の大衆化 / 土屋礼子 [著]
  • 大正期日本における映画恐怖症 : ジゴマ、夢遊病、ごっこ遊び / 長谷正人 [著]
  • 寄席芸をめぐる受容史の再想像 : 一九二〇年前後の浪花節を焦点として / 真鍋昌賢 [著]
  • 「聞くスポーツ」の離陸 / 山口誠 [著]
  • 戦後映画における観衆 / 谷川建司 [著]
  • テレビを抱きしめる戦後 / 吉見俊哉 [著]
  • 大河ドラマの文化政治学 : テレビ・メディア研究に対する一つの提案 / 李受美 [著]
  • 家庭空間とワイドショー的世界 : ワイドショー・ジャンルの成立と拡散 / 石田佐恵子 [著]
  • 戦後流行歌のオーディエンス / 小川博司 [著]
  • 新時代のフェティッシュ、モンスター、そして友達 : 二十一世紀のポケモン資本主義 / アン・アリソン [著] ; 山下玲子訳
  • ナショナルな「日常」としての韓国、オルタナティヴな「想像」としての日本 : 社会的・歴史的脈絡からみた韓国の若者のJ-pop消費 / 曺李昇美 [著]
  • グローバル化するサッカー放送とその受容 / 有元健 [著]
  • 大衆演劇の役者と電話 / 鵜飼正樹 [著]
  • 英文コラムニストの見た日本の印刷メディア / マーク・シュライバー [著]

内容説明・目次

内容説明

多様なメディアが交錯する中で、さまざまに社会的な位置を異にする我々の中にどのような読者=オーディエンスとしての実践が育まれていったのか、またそれらは相互に連関するメディアの歴史をどのような軌跡を描きながら生きてきたのかについて、経験される歴史の厚みの中で考察する。

目次

  • 第1部 両大戦間期の大衆文化とメディア・オーディエンス(円本の誕生と「普選国民」;大正期の夕刊紙『東京毎夕新聞』にみる新聞の大衆化;大正期日本における映画恐怖症—ジゴマ、夢遊病、ごっこ遊び;寄席芸をめぐる受容史の再想像—一九二〇年前後の浪花節を焦点として;「聞くスポーツ」の離陸)
  • 第2部 戦後大衆文化とメディア・オーディエンス(戦後映画における観衆;テレビを抱きしめる戦後;大河ドラマの文化政治学—テレビ・メディア研究に対する一つの提案;家庭空間とワイドショー的世界—ワイドショー・ジャングルの成立と拡散)
  • 第3部 越境する大衆文化とメディア消費(戦後流行歌のオーディエンス;新時代のフェティッシュ、モンスター、そして友達—二十一世紀のポケモン資本主義;ナショナルな「日常」としての韓国、オルタナティヴな「想像」としての日本—社会的・歴史的脈絡からみた韓国の若者のJ‐pop消費;グローバル化するサッカー放送とその受容)

「BOOKデータベース」 より

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