〈新しい能力〉は教育を変えるか : 学力・リテラシー・コンピテンシー
著者
書誌事項
〈新しい能力〉は教育を変えるか : 学力・リテラシー・コンピテンシー
ミネルヴァ書房, 2010.9
- タイトル別名
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新しい能力は教育を変えるか : 学力リテラシーコンピテンシー
- タイトル読み
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〈アタラシイ ノウリョク〉ワ キョウイク オ カエルカ : ガクリョク・リテラシー・コンピテンシー
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注記
文献: 各章末
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内容説明・目次
内容説明
「PISAリテラシー」「キー・コンピテンシー」「読解力」「学士力」「社会人基礎力」…巷に溢れる“新しい能力”に対して、私たちは何ができるのか?ポスト近代社会、知識基盤社会、生涯学習社会で必要になるとされる“新しい能力”について、その原理・背景・歴史を批判的に検討し、それがもたらしつつあるカリキュラム・授業・評価への影響を考察する。
目次
- “新しい能力”概念と教育—その背景と系譜
- 第1部 “新しい能力”—その理論と背景(能力を語ること—その歴史的、現代的形態;リテラシー概念の展開—機能的リテラシーと批判的リテラシー;“新しい能力”と教養—高等教育の質保証の中で;学力論議の現在—ポスト近代社会における学力の論じ方)
- 第2部 新しい教育のオルタナティブを探る(日本の場合—PISAの受け止め方に見る学校の能力観の多様性;オーストリアの場合—PISA以後の学力向上政策;スウェーデンの場合—数学のグループ・ディスカッションを評価する;アメリカの場合—カリキュラム設計における「工学的アプローチ」の再構築へ;フィンランドの教育制度における教師の能力形成への挑戦;ナラティブと教師の能力—内側からみたフィンランド教育の問題)
「BOOKデータベース」 より