愛の労働あるいは依存とケアの正義論
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愛の労働あるいは依存とケアの正義論
白澤社 , 現代書館 (発売), 2010.9
- タイトル別名
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Love's labor : essays on women, equality, and dependency
愛の労働 : あるいは依存とケアの正義論
- タイトル読み
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アイ ノ ロウドウ アルイワ イゾン ト ケア ノ セイギロン
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注記
原著 (Routledge, 1999) の全訳
参考文献: p422-435
内容説明・目次
内容説明
子育て、障碍者介助、病人や高齢者介護など、主に女性たちが担ってきた依存者へのケア労働は、これまで平等や自由の構想から排除されてきた。ロールズに代表される現代の正義論を根底から読みなおし、ケアを受けること/与えることを社会の核としてとらえる、新たな平等の地平を切り拓く。政治思想、法哲学、フェミニズム理論をつなぐ哲学者エヴァ・キテイ著“LOVE’S LABOR”待望の邦訳。
目次
- 第1部 愛の労働—依存は何を要請しているのか(依存と平等の関係;脆弱性と依存関係の道徳)
- 第2部 政治的リベラリズムと人間の依存(平等の前提;社会的協働の恩恵と負担)
- 第3部 みな誰かお母さんの子どもである(政策とケアの公的倫理;「私のやり方じゃなくて、あなたのやり方でやればいい。セーシャ。ゆっくりとね。」—個人的な語り;違いのある子どもへの母的思考)
「BOOKデータベース」 より