文書術 : 読みこなし、書きこなす
著者
書誌事項
文書術 : 読みこなし、書きこなす
(中公新書, 2073)
中央公論新社, 2010.9
- タイトル別名
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文書術 : 読みこなし書きこなす
- タイトル読み
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ブンショジュツ : ヨミコナシ カキコナス
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内容説明・目次
内容説明
言葉には、「話し言葉」と「書き言葉」がある。普段、この二つを分けては考えることはないが、何かを正確に伝えようとするならば、必要なのは書きの言葉の力である。本書では、状況をもとにしない第三者にも、また複雑な状況でも伝わる、書き言葉の論理と実際に迫っていく。子どもに向けて、長く作文を教えてきた著者ならではの、「文」を「書」く技「術」とは。書くためのトレーニングの原理を考え、その実践の道を探る。
目次
- 第1章 話し言葉と書き言葉(書き言葉とは何か;今、ここ、わたし;直接体験;何を書くか;この章のまとめ)
- 第2章 観察・分類・比較(感覚から言葉へ;分けることはわかること;何が同じで何が違うのか)
- 第3章 考えるとはどういうことか(リセット;考えるための12の道具)
- 第4章 型とは何か(説明を書くときの型—段落・内部の文と段落の並べ方の型;論証の型;物語を理解するときの型—物語の型;応用;受動型から発信型の言語教育へ)
- 第5章 世界を読み書きする私(読み書きの意味と関係;現実や世界を読む;国語教育を考える;言葉と現実;世界との対話;さまざまな自己;コミュニケーション;ポパーの世界論;世界1;世界2;無知の知;言語の役割;何を書くか、どう書くか)
「BOOKデータベース」 より