日露戦争と韓国併合 : 19世紀末-1900年代
著者
書誌事項
日露戦争と韓国併合 : 19世紀末-1900年代
(岩波講座東アジア近現代通史 / 和田春樹 [ほか] 編集委員, 2)
岩波書店, 2010.10
- タイトル別名
-
日露戦争と韓国併合 : 一九世紀末-一九〇〇年代
- タイトル読み
-
ニチロ センソウ ト カンコク ヘイゴウ : 19セイキマツ 1900ネンダイ
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全357件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
年表: p2-3
文献一覧: 各論末
内容: 通史: 日露戦争と韓国併合 一九世紀末-一九〇〇年代, 通空間論題(「東アジアの覇権と海軍力」-「イギリスのアジア政策」), 個別史/地域史(I: 米露日の膨張とアジア(「太平洋植民地の獲得とアメリカの「アジアへの道」」-「帝国主義中国分割と「民衆」社会」), II: 日露戦争の現実と影響(「敗戦主義工作と民族」-「旅順攻防戦論」), III: 韓国併合の衝撃(「日露戦争後の日本」-「東南アジア植民地体制の完成」)), トピック・コラム(「アジア人留学生の流れ」-「黒龍会と一進会」), 人物コラム(「幸徳秋水」-「高宗」)
収録内容
- 日露戦争と韓国併合 : 一九世紀末-一九〇〇年代 / 和田春樹 [執筆]
- 東アジアの覇権と海軍力 / 相澤淳 [執筆]
- ハルビンとダーリニー(大連)の歴史 : 一八九八年から一九〇三年まで / ディビッド・ウルフ [執筆]
- イギリスのアジア政策 / イアン・ニッシュ [執筆] ; 木畑洋一訳
- 太平洋植民地の獲得とアメリカの「アジアへの道」 / 中野聡 [執筆]
- 日本の大陸戦略 : 満韓交換論をめぐって / 朴羊信 [執筆]
- 危機に立つ大韓帝国 / 趙景達 [執筆]
- 帝国主義中国分割と「民衆」社会 : 「瓜分」と「雪恥」 / 佐藤公彦 [執筆]
- 敗戦主義工作と民族 / 稲葉千晴 [執筆]
- タイ華僑社会における中国ナショナリズムの起源 / 村嶋英治 [執筆]
- 初期国民会議派とインド・ナショナリズム : 協力の中の自立と変革 / 長崎暢子 [執筆]
- 旅順攻防戦論 / 成田龍一 [執筆]
- 日露戦争後の日本 : 「大国民」意識と戦後ナショナリズム / 櫻井良樹 [執筆]
- 植民地戦争としての義兵戦争 / 愼蒼宇 [執筆]
- 日本の韓国併合 / 松田利彦 [執筆]
- 東南アジア植民地体制の完成 / 弘末雅士 [執筆]
- アジア人留学生の流れ / 孫安石 [執筆]
- 日本の国家イメージ / 石和静 [執筆]
- 東遊運動 / ピン・シン [執筆]
- 東アジアの売春婦たち / 倉橋正直 [執筆]
- 黒龍会と一進会 / 櫻井良樹 [執筆]
- 幸徳秋水 / 石坂浩一 [執筆]
- 近衛篤麿 / 平石直昭 [執筆]
- セオドア・ローズヴェルト / 長田彰文 [執筆]
- レフ・トルストイ / 和田春樹 [執筆]
- 高宗 / 李泰鎮 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
日露戦争における日本の勝利は「アジアの勝利」としてアジア諸民族に衝撃を与えたが、他ならぬ日本の韓国併合によって、東アジアの帝国主義分割は完成された。列強の膨張政策に加え、アメリカも東アジア国際政治の舞台へと参入し、既存の秩序や覇権、社会意識にまで大きな変容をもたらした。ナショナリズムや植民地主義が複雑に重なり合うこの世紀転換期の激動に、最新の研究成果で新たな光をあてる。
目次
- 通史 日露戦争と韓国併合—一九世紀末‐一九〇〇年代
- 通空間論題(東アジアの覇権と海軍力;ハルビンとダーリニー(大連)の歴史—一八九八年から一九〇三年まで;イギリスのアジア政策)
- 個別史/地域史(米露日の膨張とアジア;日露戦争の現実と影響;韓国併合の衝撃)
「BOOKデータベース」 より