寄生虫病の話 : 身近な虫たちの脅威

書誌事項

寄生虫病の話 : 身近な虫たちの脅威

小島莊明著

(中公新書, 2078)

中央公論新社, 2010.10

タイトル別名

寄生虫病の話 : 身近な虫たちの脅威

タイトル読み

キセイチュウビョウ ノ ハナシ : ミジカナ ムシ タチ ノ キョウイ

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注記

参考文献: p236-242

内容説明・目次

内容説明

第二次大戦直後、日本人の七〇%は寄生虫に感染していた。現在の感染率は〇・〇一%以下を維持しているが、新たな流行も報告されるなど、寄生虫病は決して過去のものではない。また世界的に見れば、マラリアや住血吸虫症の脅威はいまだ深刻なレベルにある。巧妙な寄生のしくみは徐々に解明されているが、まだ課題も多い。日本と世界のさまざまな寄生虫病を紹介し、謎の多い感染メカニズム、対策の最前線に迫る。

目次

  • 第1章 なぜ、いま寄生虫病か?—身近に潜む寄生虫軍団(野生動物から感染する寄生虫;ペットから感染する寄生虫 ほか)
  • 第2章 寄生虫病は世界に広がる—「この蟲だらけの世界」のいま(台湾山地同胞(高砂族)の腸管寄生虫症—私的寄生虫学事始め;タイおよびメコン川流域諸国の寄生虫病 ほか)
  • 第3章 寄生虫の生き残り戦略—寄生虫はなぜ宿主から排除されないか(寄生虫(むし)の居所;寄生虫感染におけるI gE産生のしくみ ほか)
  • 第4章 日本はこうして寄生虫病を制圧した(寄生虫病制圧の道程;日本における寄生虫研究の流れ ほか)
  • 第5章 世界に貢献する日本の寄生虫病制圧戦略(マラリア巻き返し戦術;米国発信の寄生虫対策イニシアティブ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB03620680
  • ISBN
    • 9784121020789
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 242p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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