戦国武将の手紙を読む : 浮かびあがる人間模様

書誌事項

戦国武将の手紙を読む : 浮かびあがる人間模様

小和田哲男著

(中公新書, 2084)

中央公論新社, 2010.11

タイトル読み

センゴク ブショウ ノ テガミ オ ヨム : ウカビアガル ニンゲン モヨウ

大学図書館所蔵 件 / 268

内容説明・目次

内容説明

戦国の武将たちは筆まめだった。合戦の前には各地の武将を味方につけようと調略の手紙を出し、平時にも年貢の取り立てや金の輸送などについて指示を出す。子どもの手習いを褒める手紙もあれば、兄弟相和すようにさとす家訓も書く。そして、死を覚悟した文面からは武将の心奥を覗くことができる。代表的な戦国武将の手紙二〇通を取り上げ、原文・翻刻・現代語訳をのせ、文章の内容や時代背景を解説する。

目次

  • 武田信玄書状—山本勘助は実在した
  • 北条早雲書状—ルーツを明かした手紙
  • 浅井長政書状—戦国大名への道
  • 森長可自筆遺言状—娘の嫁ぎさき
  • 武田勝頼書状—長篠をめぐる攻防
  • 石田三成判物—三成と左近
  • 前田利家書状—政宗の首はつながった
  • 魚津在城衆十二名連署書状—武士の死生観
  • 長宗我部元親書状—四国の戦後処理
  • 伊達政宗書状—家臣への報告書
  • 徳川家康起請文—上杉謙信への接近
  • 明智光秀自筆書状—光秀の発言力
  • 上杉/謙信書状—少年への手紙
  • 山中幸盛自筆書状—家臣への謝意
  • 吉川経家自筆遺言状—名誉の切腹
  • 豊臣秀吉自筆書状—おねへの私信
  • 織田信長自筆書状—婿とはだれか
  • 直江兼続自筆書状—関ヶ原前夜の情報戦
  • 松永久秀自筆書状—梟雄の素顔
  • 毛利元就自筆書状—わが半生を語る

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ