紀元二千六百年 : 消費と観光のナショナリズム
著者
書誌事項
紀元二千六百年 : 消費と観光のナショナリズム
(朝日選書, 872)
朝日新聞出版, 2010.12
- タイトル別名
-
Imperial Japan at its zenith : the wartime celebration of the empire's 2,600th anniversary
紀元二千六百年 : 消費と観光のナショナリズム
- タイトル読み
-
キゲン 2600ネン : ショウヒ ト カンコウ ノ ナショナリズム
大学図書館所蔵 件 / 全232件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
神武天皇による建国から二千六百年とされた1940年、大日本帝国では万世一系をたたえるさまざまな記念行事がくり広げられた。帝国臣民は定時に宮城を遙拝し、皇国史を学び、愛国歌・作文の募集に応じ、聖地を訪れ、催事を見に出かけた。神社を拡張整備する勤労奉仕もいとわなかった。こうした大衆参加を促したのは国だけではない。新聞社や出版社、百貨店、鉄道会社などの民間企業も祝典をビジネスチャンスととらえていた。帝国全土にわたる消費と観光を支えたのは近代ナショナリズムである。
目次
- 序章
- 第1章 国史ブーム
- 第2章 大衆参加と大衆消費
- 第3章 聖蹟観光
- 第4章 朝鮮観光
- 第5章 満洲聖地観光
- 第6章 海外日本人と祖国—海外同胞大会
- 結び
「BOOKデータベース」 より