倫理とは何か : 猫のアインジヒトの挑戦
著者
書誌事項
倫理とは何か : 猫のアインジヒトの挑戦
(ちくま学芸文庫, [ナ13-2])
筑摩書房, 2011.1
- タイトル別名
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倫理とは何か : 猫のアインジヒトの挑戦
- タイトル読み
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リンリ トワ ナニカ : ネコ ノ アインジヒト ノ チョウセン
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注記
2003年1月産業図書より刊行されたものを文庫化
巻号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
悪いことはしたくない、できれば善いことをしたい—。本当に皆がそう思っているのか?そもそも、人はなぜ道徳的に善く生きねばならないのか?この地平から本書は、道徳的な善悪それ自体を哲学していく。二人の大学生と猫のアインジヒト、M先生が登場し、「人はみな自分の幸福を求めているか?」「社会契約は可能か?」「なぜ道徳的であるべきか?」等について対話を繰り広げる。プラトン、アリストテレス、ホッブズ、ルソー、カント、ロールズらの考えがくっきりわかる、これまでにない不道徳な倫理学の教科書。
目次
- アインジヒトとの遭遇 何が問題か?
- M先生の講義1 プラトンとアリストテレス(真の幸福について)
- アインジヒトとの議論1 人はみな自分の幸福を求めているか?
- M先生の講義2 ホッブズとヒューム(社会契約について)
- アインジヒトとの議論2 社会契約は可能か?
- M先生の講義3 ルソーとカント(「自由」について)
- アインジヒトとの議論3 利己主義の普遍化は不可能か?
- M先生の講義4 ベンサムとミル(功利主義について)
- アインジヒトとの議論4 利己主義と“魂”に対する態度
- アインジヒトのはじめての講義 ニーチェとキリスト教道徳〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より