総力戦体制と「福祉国家」 : 戦時期日本の「社会改革」構想

書誌事項

総力戦体制と「福祉国家」 : 戦時期日本の「社会改革」構想

高岡裕之著

(戦争の経験を問う)

岩波書店, 2011.1

タイトル別名

総力戦体制と福祉国家 : 戦時期日本の社会改革構想

タイトル読み

ソウリョクセン タイセイ ト フクシ コッカ : センジキ ニホン ノ シャカイ カイカク コウソウ

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注記

索引: 巻末p1-7

内容説明・目次

内容説明

「福祉国家」日本のルーツは本当に戦時期にあるのだろうか—従来、軍もしくは戦争の要請に基づくものとされてきた厚生省設立や国民健康保険・厚生年金保険制度創設などの「戦時社会政策」。本書は、その形成過程における政府や地方、軍部などのせめぎあいに着目し、戦後日本の福祉国家とは全く異なる「骨格」を持つ、戦時期の総力戦体制=「福祉国家」の姿を浮かび上がらせる。

目次

  • 序章 戦時期日本の「社会国家」構想
  • 第1章 厚生省の設立と陸軍の「社会国家」構想
  • 第2章 広田‐第一次近衛内閣期の「社会政策」と「社会国家」
  • 第3章 戦時労働政策と「社会国家」
  • 第4章 戦時人口政策と「社会国家」
  • 第5章 「健兵健民」政策と戦時「社会国家」
  • 終章 戦時「社会国家」の歴史的位置

「BOOKデータベース」 より

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