想像するちから : チンパンジーが教えてくれた人間の心
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書誌事項
想像するちから : チンパンジーが教えてくれた人間の心
岩波書店, 2011.2
- タイトル別名
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想像するちから : チンパンジーが教えてくれた人間の心
- タイトル読み
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ソウゾウ スル チカラ : チンパンジー ガ オシエテ クレタ ニンゲン ノ ココロ
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内容説明・目次
内容説明
人間とは何か。それをずっと考えながら、日本で、アフリカで、チンパンジーと寄り添うようにして研究を続けてきた。彼らには人間の言語のようなことばはない。けれども、彼らなりの心があり、ある意味で人間以上に深いきずながある。人間の体が進化の産物であるのと同様に、その心も進化の産物だ。人間にもっとも近い進化の隣人を深く知ることで、人間の心のどういう部分が特別なのかが照らしだされ、教育や親子関係や社会の進化的な起源が見えてくる。この本では、チンパンジーの研究を通してたどりついた「人間とは何か」の答えをお話ししよう。
目次
- プロローグ—心、ことば、きずな
- 第1章 心の歴史学
- 第2章 生活史—人間は共に育てる
- 第3章 親子—人間は微笑み、見つめ合う
- 第4章 社会性—人間は役割分担する
- 第5章 道具—認識の深さ
- 第6章 教育と学習—人間は教え、認める
- 第7章 ことばと記憶—トレードオフ
- 第8章 想像するちから—絶望するのも、希望をもつのも、人間だから
- 長めのエピローグ—進化の隣人に寄り添って
「BOOKデータベース」 より