三国志 : 演義から正史、そして史実へ

書誌事項

三国志 : 演義から正史、そして史実へ

渡邉義浩著

(中公新書, 2099)

中央公論新社, 2011.3

タイトル別名

三国志 : 演義から正史そして史実へ

タイトル読み

サンゴクシ : エンギ カラ セイシ、ソシテ シジツ エ

大学図書館所蔵 件 / 293

この図書・雑誌をさがす

注記

さらに深く知りたい人のために: p228-229

内容説明・目次

内容説明

日本人をも魅了し続ける、三国志。しかし、『三国志演義』や、それを下敷きにした小説・ゲームの世界は「虚構」に満ちている。また、「正史」と呼ばれる歴史書の『三国志』も書き手の偏向がつきまとう。本書は、一般に親しまれている『演義』を入り口に、「正史」の記述を検討。そして、史実の世界へと誘う。暴君董卓の意外な美点、曹操が文学に託したもの、劉備と諸葛亮の葛藤—あなたの知らない三国志がここにある。

目次

  • 第1章 演義と正史—それぞれの限界
  • 第2章 二袁の真実—「漢」の重みと簒奪
  • 第3章 「奸絶」曹操—変革者の実像
  • 第4章 悲劇の国、孫呉—道化とされた男たち
  • 第5章 「義絶」関羽—神となった英雄
  • 第6章 「智絶」諸葛亮—劉備とのせめぎあい
  • 第7章 分かれれば必ず合す—三国志の終焉

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ