昭和モダンと転向
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昭和モダンと転向
(新・日本文壇史 / 川西政明著, 第5巻)
岩波書店, 2011.3
- タイトル読み
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ショウワ モダン ト テンコウ
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注記
参考文献: p277-280
内容説明・目次
内容説明
大正デモクラシーを継承した昭和初年は、西洋風の生活スタイルが日常生活の中に取り入れられ、徐々に浸透していった時代であった。この時代の表現者の「華」として登場した伊藤整を彩る愛と性、最後の文士といわれる高見順の修羅の人生、リンチ共産党事件を身近で経験した平野謙とその周囲の人々、転向時代を獄外十二年で生き抜いた中野重治・原泉夫妻の絆、川端康成と「雪国」のモデル、井伏鱒二の知られざる恋などを活写して、この時代の文壇の実相に迫る。
目次
- 第25章 伊藤整の性と愛
- 第26章 最後の文士高見順の修羅の人生
- 第27章 平野謙が経験したリンチ共産党事件
- 第28章 中野重治と原泉の転向時代
- 第29章 「雪国」の駒子
- 第30章 井伏鱒二の恋文
「BOOKデータベース」 より