筑摩書房それからの四十年 : 1970-2010
著者
書誌事項
筑摩書房それからの四十年 : 1970-2010
(筑摩選書, X002)
筑摩書房, 2011.3
- タイトル別名
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筑摩書房それからの40年 : 1970 2010
- タイトル読み
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チクマ ショボウ ソレカラ ノ ヨンジュウネン : 1970-2010
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注記
年譜: p361-377
内容説明・目次
内容説明
創業者古田晁の急逝から5年後の1978(昭和53)年7月12日、筑摩書房は会社更生法を申請、事実上倒産した。去るも地獄、残るも地獄。再建への模索は、はたして功を奏するのか。重厚長大な文学全集からペーパーバック(文庫・新書)の創刊へと舵を切り、営業と物流の大改革を断行しつつ、生き残りをかける。永江朗が描ききる、必死のドラマの40年。
目次
- 序章 一九六〇年代、たしかに企画は広がった
- 第1章 漫画全集の毀誉褒貶—「現代漫画」
- 第2章 子どもの心の起爆剤に—「ちくま少年図書館」
- 第3章 ここは出版社ではなかったのか?—「ビデオ版 現代臨床医学大系」
- 第4章 パリからの贈り物—「現代版画」「世界版画大系」から「江戸時代図誌」へ
- 第5章 古田晁逝く
- 第6章 思想が現実だったころ—『展望』の一九七〇年代
- 第7章 『事故のてんまつ』のてんまつ
- 第8章 筑摩書房のいちばん暑い夏—7・12 会社更生法申請
- 第9章 去るも地獄、残るも地獄—11・15 更生開始決定まで
- 第10章 すべてはここから始まった—「更生計画案」認可
- 第11章 プロジェクトNと読者志向—「ちくまセミナー」から
- 第12章 ペーパーバックの大海へ—「ちくま文庫」と「ちくま文学の森」
- 第13章 人文書の星座をつくる—「ちくま学芸文庫」
- 第14章 悲願、書き下ろしの定期刊行—「ちくま新書」
- 第15章 書籍だけでやっていく「覚悟」—『頓智』の失敗から
- 第16章 二つのミリオン—『金持ち父さん 貧乏父さん』と『思考の整理学』
- 第17章 次世代の読者を育てる—国語教科書とその周辺
- 第18章 機能している倉庫はキリリと美しい—物流と営業の改革
- 終章 良書を出し続けるインフラを—「筑摩選書」と筑摩書房のこれから
「BOOKデータベース」 より