日本の対外行動 : 開国から冷戦後までの盛衰の分析
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日本の対外行動 : 開国から冷戦後までの盛衰の分析
(国際政治・日本外交叢書, 12)
ミネルヴァ書房, 2011.4
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ニホン ノ タイガイ コウドウ : カイコク カラ レイセンゴ マデノ セイスイ ノ ブンセキ
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参考文献: 巻末p12-23
Description and Table of Contents
Description
冷戦後、日本の国際的存在感は低下している。政権交代等の変化は見られるが、国家としてどう対応するかが課題である。本書では、国際関係論の分析手法を適用し、19世紀から冷戦終結後までに直面した4つの国際秩序の構造変化に対する日本の対応を分析する。そして国際秩序の構造変化への国家としての行動が成功する場合としない場合があることを提示し、異なる結果をもたらす要因を明らかにする。
Table of Contents
- 序章 国際システムの構造変化と国家の対外行動—分析の目的と方法
- 第1章 開国から第一次世界大戦における台頭(開国期の国際システムの構造とヨーロッパ列強の国家のレベルの状況;「西洋の衝撃」と東アジアの地域国際システムの構造 ほか)
- 第2章 戦間期の悲劇(戦間期の国際システムの構造と特徴;戦間期の東アジアの地域国際システムの状況 ほか)
- 第3章 冷戦下での経済大国化と「平和ぼけ」(冷戦期の国際システムの構造的特徴と日本の「二重保護安全保障環境」;「二重保護安全保障環境」の下での日本の対外行動 ほか)
- 第4章 冷戦後の迷走(冷戦後の世界—国際システムから世界システムへ;冷戦終結と東アジアの地域国際システム ほか)
- 終章 国際システムの構造変化と国家の命運
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