公共哲学 : 政治における道徳を考える
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書誌事項
公共哲学 : 政治における道徳を考える
(ちくま学芸文庫, [サ28-1])
筑摩書房, 2011.6
- タイトル別名
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Public philosophy : essays on morality in politics
- タイトル読み
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コウキョウ テツガク : セイジ ニオケル ドウトク オ カンガエル
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注記
索引: p409-422
内容説明・目次
内容説明
経済格差、幇助自殺、アファーマティブ・アクション、妊娠中絶など。容易に答えの出せないこれらの問題を考えるために、私たちの社会はどのような思想的基盤を必要とするのか?個人の権利と選択の自由のみを絶対視して、政治は道徳に対して中立であるべきなのか?ハーバード大学の人気講義で話題のM・サンデル教授は、本書で多様な問題を論じつつその思想的背景を分析し、今日の多元的な世界における公共の正義は、コミュニティがもつ「善」と道徳によっても支えられるべきであると説く。
目次
- 第1部 アメリカの市民生活(アメリカにおける公共哲学の探求;個人主義を超えて—民主党とコミュニティ;手軽な美徳の政治 ほか)
- 第2部 道徳と政治の議論(州営宝くじに反対する;教室でのコマーシャル;公共領域をブランド化する ほか)
- 第3部 リベラリズム、多元主義、コミュニティ(道徳性とリベラルの理想;手続き的共和国と負荷なき自己;成員資格としての正義 ほか)
「BOOKデータベース」 より