文法史
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文法史
(シリーズ日本語史 / 金水敏 [ほか] 編, 3)
岩波書店, 2011.7
- タイトル読み
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ブンポウシ
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注記
その他の著者: 高山善行, 衣畑智秀, 岡崎友子
著者「岡崎」の「崎」は「山竒」の置き換え
読書案内: 章末
参考文献: p219-234
収録内容
- 文法史とは何か / 金水敏 [執筆]
- 述部の構造 / 高山善行 [執筆]
- 統語論 / 金水敏 [執筆]
- 係助詞・副助詞 / 衣畑智秀 [執筆]
- 直示と人称 / 金水敏, 岡崎友子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
伝統的な国学を基盤とし、西洋の文法概念が折衷された国文法。その国文法と、従来疎遠な関係にあった生成文法や、記述研究としての日本語学、近年の歴史語用論、社会言語学等の理論を包括的に踏まえ、日本語文法史を捉えようとする画期的な試み。形態論、統語論、接辞、代名詞、直示・人称指示、語用論的ルールといった観点から分析し記述する。
目次
- 第1章 文法史とは何か(文法はどこにあるか;国文法;生成文法;社会言語学・文法化・歴史語用論;新しい歴史文法研究と今後の展開)
- 第2章 述部の構造(活用;テンス・アスペクト;ムード・モダリティ)
- 第3章 統語論(統語論から見た活用;格と文法役割—「の」「が」「を」;活用と統語構造の変化;準体句およびその周辺の構造;係り結び小史;結論)
- 第4章 係助詞・副助詞(係助詞・副助詞の生起環境;格助詞との前後接;付加節と係助詞・副助詞;係助詞・副助詞の形成過程)
- 第5章 直示と人称(人称に関わる現象の歴史的変化;指示代名詞・指示副詞)
「BOOKデータベース」 より