「社会」の誕生 : トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史

書誌事項

「社会」の誕生 : トクヴィル、デュルケーム、ベルクソンの社会思想史

菊谷和宏著

(講談社選書メチエ, 506)

講談社, 2011.8

タイトル別名

社会の誕生 : トクヴィルデュルケームベルクソンの社会思想史

タイトル読み

「シャカイ」 ノ タンジョウ : トクヴィル、デュルケーム、ベルクソン ノ シャカイ シソウシ

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注記

参考文献: p197-199

年表: p207-212

内容説明・目次

内容説明

神という超越性に包摂された世界から、社会という観念が切り離されたとき、「社会科学」が生まれた。19世紀フランスに生まれたトクヴィル、デュルケーム、ベルクソンという三者を、ひとつの流れとして読み解く、これまでにない「ユニーク」な思想史。

目次

  • 序 分解する現代社会—「社会」という表象
  • 第1章 トクヴィル:懐疑(超越性に包含された世界と人間—二月革命以前;世俗世界の分離、「社会それ自体」の出現—二月革命 ほか)
  • 第2章 デュルケーム:格闘(実証科学としての社会学の創造—物としての社会的事実;歴史的背景—第三共和制初期 ほか)
  • 第3章 ベルクソン:開展(意識、持続、自由;生命一般と物質一般、生命の原理としての創造的自由 ほか)
  • 終章 誕生した社会:絡繰—相互創造の網と人間的超越性

「BOOKデータベース」 より

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