科学ジャーナリズムの先駆者 : 評伝石原純

書誌事項

科学ジャーナリズムの先駆者 : 評伝石原純

西尾成子著

岩波書店, 2011.9

タイトル別名

評伝石原純 : 科学ジャーナリズムの先駆者

タイトル読み

カガク ジャーナリズム ノ センクシャ : ヒョウデン イシワラ ジュン

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注記

石原純略年譜: 巻末p12-15

参考文献: 巻末p16

内容説明・目次

内容説明

石原純(一八八一〜一九四七)は、第一級の理論物理学者、科学ジャーナリスト、歌人であった。アインシュタイン‐インフェルト『物理学はいかに創られたか』(岩波新書)の訳者として知られるが、編輯主任として岩波書店の雑誌『科学』の創刊および『岩波理化学辞典』の刊行にも携わった。それ以前に日本で初の相対論の論文と、日本で初の量子論の論文を書き、日本の理論物理学の基礎を築いた人であり、湯川秀樹や朝永振一郎などをその書で物理学の世界へ導いた。彼の科学観、科学教育論、社会批判は、いまこそ読まれるべきである。生誕一三〇年、『科学』創刊八〇年という記念の年に、石原純再評価を期待して刊行する。

目次

  • 第1部 物理学者への道(小・中学校時代;第一高等学校時代 ほか)
  • 第2部 日本初の理論物理学者誕生(理論物理学者として自立する;最初の相対論に関する論文 ほか)
  • 第3部 ヨーロッパ留学から東北帝国大学教授辞任まで(ヨーロッパ留学—ドイツへ;ヨーロッパ留学—ミュンヘンとベルリン ほか)
  • 第4部 科学ジャーナリストとして(科学ジャーナリストへの転身;『相対性原理』と『アインスタイン教授講演録』 ほか)
  • 第5部 戦時科学振興政策批判から敗戦直後の急逝まで(ファシズムに抗して;戦時科学振興政策を批判する ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06993899
  • ISBN
    • 9784000052139
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xviii, 288, 60p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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