通天閣 : 新・日本資本主義発達史
著者
書誌事項
通天閣 : 新・日本資本主義発達史
青土社, 2011.12
- タイトル別名
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Tsutenkaku
通天閣 : 新日本資本主義発達史
- タイトル読み
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ツウテンカク : シン・ニホン シホン シュギ ハッタツシ
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注記
参考文献: p714-727
『現代思想』(2007年12月号-2009年12月号)に連載の「通天閣」に加筆・修正したもの
内容説明・目次
内容説明
将棋の王様・阪田三吉の軌跡と大大阪の空間性、新世界の荒廃と飛田遊廓、ジャンジャン町の隆盛。産業資本と大阪政界の思惑の一方で、借家人同盟、野武士組、女給たちが立ち上がる…塔のみえる場所で、人々は彷徨い、遊び、闘い、そして何を生んだか?圧倒的密度で描く、大阪ディープサウス秘史。
目次
- 第1章 ジャンジャン町パサージュ論(新世界!新しい世界!;抗争、新世界;水漏れする装置)
- 第2章 王将—阪田三吉と「ディープサウス」の誕生(阪田三吉のモンタージュ;夕陽丘の将棋指し;将棋の王様)
- 第3章 わが町—上町台地ノスタルジア
- 第4章 無政府的新世界(借家人同盟、あらわる;Trans Pacific Syndicalism/Trans Pacific “New World”;借家人の精神からの社会的なものの誕生)
- 第5章 飛田残月(湿った底に;敷居の町)
「BOOKデータベース」 より